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Feb 2023

後期 第3回(建築以外)『メタバースとは何か ネット上の「もう一つの世界」』

On
by Koichiro Tsuemura

岡嶋裕史 著

光文社

  1.  メタバースに関わったことがあるか。 それは、どのようなもので、どういった体験であったか。 ない場合は、メタバースに近い体験でも可能。
  2. コミュニケーションとしてのメタバース
    メタバースは SNS 上の延長の技術/コミュニケーションツールの一つ  メタバースがコミュニケーションツールにとってかわったとき、コミュニー ションはどのように変化するか。
  3. メタバースの体験 現実との違い 五感、視覚、聴覚、感情
  4. メタバースの技術が普及することにより、建築がどのように変化するか。 メタバースと現実の空間性など
  5. メタバースがより普及し、「現実とは少し異なる理で作られ、自分にとって都 合がいい快適な世界」にいつでも行けるようになったとき、現実世界に何を 期待しますか。愛、過程

後期 第1回(建築以外)『教養としての宗教入門』 

On
by Koichiro Tsuemura

中村 圭志 著

中公新書

(1)自らの「宗教」の教理、他宗教との肌合いの違い

(2)回心(pp.50)の経験(もしくは見聞)について

(3)宗教的習慣・空間の体験、戒律の見聞について

文化としての宗教、薄い宗教に注意を払うべき(pp.64 前半)とある。 宗教的習慣・空間を体験したことや、「濃い」宗教の戒律と儀礼に触れたこと

(4)「宗教観と都市」の関係についての考え 戒律が考えかたや文化に大きな影響、文化がつくるまち

(5)これからの「現代社会のシステム」と「宗教的ライフスタイル」について(pp.133)

第12回(建築本)『形の合成に関するノート/都市はツリーではない』

On
by Miku Shimizu

クリストファー・アレグザンダー 著

SD選書

議題

1形の純真さについてp7~

本書は「純真さ」に固執する芸術家を否定することから始まりますが、「純真さの喪失」についてあなたはどのような立場をとりますか?

設計の一部で純真さを追い求めた経験はありますか?純真さを追い求めたことがある場合それを自分の中でどう評価していますか?

形の純真さ:デザインとは純粋に直観的なプロセスであらねばならない、デザインの問題はあまりに深遠であるがゆえに思考による理解は望めるものではないという立場

 

―実践―

2良い適合が分かるのは、悪い適合がなくなったときに限って確認できるp18、不適合を通して問題が我々の注意をひくp21という記述がありますが、プロジェクトではどのようなデザインの問題に直面しましたか?p51ヤカンのデザインの問題を参考にリストアップしてみてください(各グループ)。

 

3p52を参考に、それらの問題を区分しヒエラルキーをもったツリーに変換してみてください。(各自作業)

 

4現状の設計で適合できていること、不適合がおこっていることはツリーのどの部分ですか?p24のように、プログラムの一部が他の犠牲に成り立っているようなことはありますか?また、他の人が作ったツリーとどのような差がありましたか?

 

5p219セミラチスな都市の体験について

信号待ちの人々がドラッグストアの店頭で売っている新聞に目をやるという例があげられていますが、都市でこのようなセミラチスな体験をしたことはありますか?

また自分の設計で起こりうることを考えてみてください。

前期第10回(建築本)『図説・近代日本住宅史』

On
by Miku Shimizu

 

 

内田青藏, 大川三雄, 藤谷陽悦編著

鹿島出版会

  1. 教科書的な内容で変遷を網羅してました。簡単で大丈夫なので、感想

2 自分の家、部屋 (住宅を設計する時でも可)1番大事にしてること、要素はなんですか?間取りとか 通風、採光(p96 採光の追求、換気通風の追求)

3.住宅の変遷 これからはどうなると思いますか? 多様化していてよく分からない状態になっている気もする。(機能主義がこれからも進む?とか)大きな流れは感じますか?コロナの影響や、ウクライナ侵攻などの影響を受けるか、

前期第1回(建築)『街を住みこなす』

On
by Miku Shimizu

大月敏雄 著

岩波新書

1.故郷に魅力を感じ、戻りたいと思った瞬間はあるか。またそれは何がきっかけだったか。
UJIターンとGターン
2.ゆるい定住に肯定的か、否定的か。

3.町の中に自分の居場所と感じる空間はあるか。

4.コミュニティの重要性を感じた瞬間はあるか。

5.偶発的な豊かさと多様性を生み出す町は、どのように作られるだろうか。またそれ以外との町の違いは何だろうか。

後期 第2回(建築)『カンバセーションズ -ヨーロッパ建築家と考える現在-』

On
by Koichiro Tsuemura

長谷川豪 著LIXIL出版

p.43 l.5~「自然をこのうえなく尊重し、その場所を、建物ができる前より美しくしようとするあなた(シザ)の姿勢に、特に日本人はある種の共感を覚えるのではないかと思います。」

→シザの建築を見て、共感しますか?

 

p.86 l.22~「建築を現象的に見ている建築家は、じつはその時点ですでに失格で、現象を本質的に取り扱う必要がある現象学的アプローチをとれていない、というのは疑った見方でしょうか?

→これに対しての各々の意見を聞かせてください

 

p.131 l.2~「われわれはつい有名建築や建築家を参照して建築文化や建築家の文化ばかりを話してしまうが、そうではない。(中略)建物を考えること、つくること、経験することはどれも文化にかかわることであり、あらゆる人が“建物文化”にかかわっている。」

→現代における建物文化の可能性とは?

 

p.163 l.1~「空間や生活、そして建築に対して詩的なアプローチをしつつも、同時にプラグマティックであり、正確であり、そして倹約することは可能なのです。矛盾するのではなく、むしろお互いを補い合うことができます。」

→理想主義と実用主義はどのようにして互いを補い合うことができると思いますか?

 また、普段設計を考えるときのこれらのバランスのとり方は?

 

p.198 l.26~「旅にはいくつか意味があります。(中略)あなたの価値観が相対的なものかを知ることができるでしょう。」

→海外に行ったり、海外の建築を見たりするときに、どのように相対化していますか?

 (国の文化や人、建築など、なんでも)

 

p.256 l.35~「“古典的であることは、様式ではなく態度にかかわること”というように、これらのエレメント(グリッドや列柱など)はある場所を把握してコントロールするためのツールとして用いられている。」

→西洋と日本の古典の参照の仕方の違いについて感じることは?