後期 第3回(建築以外)『メタバースとは何か ネット上の「もう一つの世界」』
岡嶋裕史 著
光文社
- メタバースに関わったことがあるか。 それは、どのようなもので、どういった体験であったか。 ない場合は、メタバースに近い体験でも可能。
- コミュニケーションとしてのメタバース
メタバースは SNS 上の延長の技術/コミュニケーションツールの一つ メタバースがコミュニケーションツールにとってかわったとき、コミュニー ションはどのように変化するか。 - メタバースの体験 現実との違い 五感、視覚、聴覚、感情
- メタバースの技術が普及することにより、建築がどのように変化するか。 メタバースと現実の空間性など
- メタバースがより普及し、「現実とは少し異なる理で作られ、自分にとって都 合がいい快適な世界」にいつでも行けるようになったとき、現実世界に何を 期待しますか。愛、過程
後期 第1回(建築以外)『教養としての宗教入門』
中村 圭志 著
中公新書
(1)自らの「宗教」の教理、他宗教との肌合いの違い
(2)回心(pp.50)の経験(もしくは見聞)について
(3)宗教的習慣・空間の体験、戒律の見聞について
文化としての宗教、薄い宗教に注意を払うべき(pp.64 前半)とある。 宗教的習慣・空間を体験したことや、「濃い」宗教の戒律と儀礼に触れたこと
(4)「宗教観と都市」の関係についての考え 戒律が考えかたや文化に大きな影響、文化がつくるまち
(5)これからの「現代社会のシステム」と「宗教的ライフスタイル」について(pp.133)
後期 第2回(建築)『カンバセーションズ -ヨーロッパ建築家と考える現在-』
長谷川豪 著LIXIL出版
p.43 l.5~「自然をこのうえなく尊重し、その場所を、建物ができる前より美しくしようとするあなた(シザ)の姿勢に、特に日本人はある種の共感を覚えるのではないかと思います。」
→シザの建築を見て、共感しますか?
p.86 l.22~「建築を現象的に見ている建築家は、じつはその時点ですでに失格で、現象を本質的に取り扱う必要がある現象学的アプローチをとれていない、というのは疑った見方でしょうか?
→これに対しての各々の意見を聞かせてください
p.131 l.2~「われわれはつい有名建築や建築家を参照して建築文化や建築家の文化ばかりを話してしまうが、そうではない。(中略)建物を考えること、つくること、経験することはどれも文化にかかわることであり、あらゆる人が“建物文化”にかかわっている。」
→現代における建物文化の可能性とは?
p.163 l.1~「空間や生活、そして建築に対して詩的なアプローチをしつつも、同時にプラグマティックであり、正確であり、そして倹約することは可能なのです。矛盾するのではなく、むしろお互いを補い合うことができます。」
→理想主義と実用主義はどのようにして互いを補い合うことができると思いますか?
また、普段設計を考えるときのこれらのバランスのとり方は?
p.198 l.26~「旅にはいくつか意味があります。(中略)あなたの価値観が相対的なものかを知ることができるでしょう。」
→海外に行ったり、海外の建築を見たりするときに、どのように相対化していますか?
(国の文化や人、建築など、なんでも)
p.256 l.35~「“古典的であることは、様式ではなく態度にかかわること”というように、これらのエレメント(グリッドや列柱など)はある場所を把握してコントロールするためのツールとして用いられている。」
→西洋と日本の古典の参照の仕方の違いについて感じることは?
2022年度後期 第4回(建築)『建築的思想の遍歴』
八束はじめ 編著
鹿島出版会
議題
1. 今の坂牛研究室、理科大は広い視野で見るとどういう場所だと感じますか。社会から見て、建築業界からみて。
2. そのイメージに対して自分はどうありたいと思っていますか。
3. 建築の批評について、何を大事にしてしますか。体験か、社会的責任、その他諸々。もしくは、人と一緒に見ていて見方が違うな、と思ったことはありますか。
4. バブルや戦争期など建築を作る社会的潮流があります。それに対してどう反応するべきだと考えますか。
5. アンチビジョンについて、学内でもビジョンを掲げる人、掲げない人がいると思います。
八束さんの時代はステートメントだらけだったそうですが、今のアンチビジョンをどう捉えていますか。
2021年度後期 第12回(建築外)『文明の衝突と21世紀の日本』
文明の衝突と21世紀の日本
サミュエル・ハンチントン 著
鈴木主税 訳
議題
1.海外で文化の違いを大きく感じたことはあるか。日本国内で強い海外文化の影響を感じたことはあるか。
2.もし世界が多極的国家をとった場合、日本国内において各国の文化は融合するか否か。
3.建築は文化に左右されるか。
4.文明の繁栄・衰退に対応して、建築はどのように変化していくと考えられるか。
2021年度後期 第13回(建築)『白い壁(後半)』
マーク・ウィグリー 著
坂牛卓・邊見浩久・岩下暢男・天内大樹・岸佑・呉鴻逸 訳
議題