2020年度前期 第1回(建築外)『言葉の服ーおしゃれと気づきの哲学』
『言葉の服 ー おしゃれと気づきの哲学』
堀畑裕之 著
トランスビュー
議題
①この本の装丁について本の服として考えているのではないか。
②冒頭やしおりにまで登場したこのセリフは、この本を概略したものとして考えるべきか。服が語る私らしい言葉とは。
(引用)私たちが毎日使う身近なもの 言葉と服 言葉は 私らしい服をまとい 服は 私らしい言葉を語る
③「純粋な日本文化なんてない」(p232)これはどうとらえるべきか。建築に置き換えられるのか。
④衣料危機(p43)について。消費型ファッションの後、どういう時代になっていくのか。
⑤多様性とオリジンの折り合いについて。どこまでオリジンを重んじるべきなのか。建築にもこのような多様性が見られるが、服と哲学とは、どういう共通点と相違点があるのか。