2020年度前期 6回(建築)『辰野金吾ー美術は建築に応用されざるべからず』
『辰野金吾ー美術は建築に応用されざるべからず』
河上 眞理 清水 重敦 著
ミネルヴァ書房
議題
①CP1:p4~より 辰野の建築作品には「辰野堅固」のイメージや彼の性格がよく表れているとあるが、自分の今までの設計活動の中で”自分の性格が出ているな”と思うことはありますか。あるとしたらどんな形で表れていますか。
②CP3:P65~より 辰野は絵画や彫刻が建築と一体化しているものを「美術建築」として本人は目指していたが、身の回りに(知っている中で)美術的要素が加わっていると感じた建築はありますか。
③CP4:p118~より バージェスは辰野に人物画を描くように強く勧めていますが美術建築と人物画で現代でもつながるところはあると思いますか。
④辰野は設計活動の中で一貫して耐震を気にしてどっしりとした立面的にも奥行きの浅い建築を建てていますが、技術が発達した現代でそうした建築が求められる機会や場所はどんなものだと思いますか。
⑤教育者としても建築家としても様々な活動に邁進してきたにも関わらず「建築家にはなるな」という言葉を残したことについて。