SAKAUSHI LAB

東京理科大学

2020年度前期 第10回(建築外)『アルフレッド・バーとニューヨーク近代美術館の誕生ーアメリカ二十世紀美術の一研究』

『アルフレッド・バーとニューヨーク近代美術館の誕生ーアメリカ二十世紀美術の一研究』

大坪 健二 著

三元社

議題

① P266 ニューヨーク近代美術館の設立が、日本の美術館の設立にも大きな影響を与えたとされていますが、その中でも展示、所蔵されている作品と建築が相乗効果をもたらしていると思う魅力的な美術館、あるいは教育的視点に立って建築された美術館で印象的な空間はありますか。

② 261 中世では建築、絵画は一体であったように思います。現代では時代背景ともに絵画、建築と二つに切り離され発展する中で、新たな作品を納めるために建築が存在しているように思えます。外観では建築意匠を反映させながら、内観では現在主流のホワイトキューブは建築側の介入を感じさせない造りになっています。ホワイトキューブ以上の展示空間を提供の可能性は。

③ P261 アルフレッドは未知数だった近代アート業界において美術館の設立と共に新たな美術の体系を生み出しました。
ある特定の展示スペースを必要としない作品(スプレーアートやインスタレーション)が生み出される中で、今後の展示方法としてバーチャルになる可能性もあるように思います。このような新たな形式の現代アートに対して、今後、美術館という展示の場所の提供は必要なのか?

④ 過去から現在まで芸術作品は、作品=各時代の重要な歴史的資料という一面も担っている。
美術館は展示や適切な保管を通して過去の人類の遺産の保護も担っている。
だが、それを踏まえた上で、新たな体系確立の可能性を見出せるか。

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On October 31, 2020
by Kai Yamaguchi
in 2020年度, 前期, 建築以外, 輪読ゼミ

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