2020年度前期 第11回(建築)『生活の装置』
『生活の装置』
長谷川 逸子 著
住まいの図書館出版局
① 「敷地にベストなボリュームを立ち上げ、内部は生活を受け入れる積極的なガランドウ=ヴォイド」→「変化に対応する装置」(p15)「どんな生活も受け入れる自由さ、リアルな生活の場」(p21)「住まう側にセンスやエネルギーがいる。」p270
② 公共建築における行政、議会、権力者の姿勢と建築家のかかわり。P35,44
「行政は、クライアントとして公共建築を使うための理念ができていない。」
③ 対話を通して建築を作る重要性。
「建売の設計プロセスに住み手はかかわっていない」(p171)
「子供たちとのワークショップ」(p272)
「住宅は人間の巣、生命の部屋→建築のレベルだけで考えていては不可能。」
大学教育に必要なものがないか?
④ 柿生の住宅、対話
「生活していると一番収納場所が足りなくなってくる。」
対話(アフターケア)によって気づいた視点。
⑤「未完のまま引き渡すことでしか私が好きな形の住文化は出てこない。」p280