SAKAUSHI LAB

東京理科大学

2020年度後期 第7回(建築外)『ブルーノ・ラトゥールの取説』

『ブルーノ・ラトゥールの取説』

久保明 教 著

月曜社

議題

① 第一の発想(道具説的発想)、第二の発想(社会構成主義)、第三の発想(アクターネットワーク論)の三つの発想がこの本で説明されているが、自分の考えと近い発想はあるか、もしくは納得できるものはあるか。

② p.119 後ろから3行目~
「パストゥールの語る乳酸発酵素と正確に対応する物質はパストゥール以前に存在しない。対応を生み出す関係性がパストゥール以前には構築されていないからだ。」とあるが、この考えに対して賛成派か反対派か、とその理由。

③ モダニズム ポストモダニズム ノンモダニズム
ノンモダニズムの観点から建築を考えることに価値はあるか、もしくは過去にそれに近い考えや建築があったか。
ex)「高岡のゲストハウス」 ノウサクジュンペイアーキテクツ 能作文徳建築設計事務所(共同設計)
『建築におけるアクター・ネットワーク」とはなにか』
建物は建築資材というモノの集合によってできている。建物の空間構成に重きを置いて捉えたならば、モノは空間を構成する部品でしかない。モノに内在した履歴やプロセスに着目するならば、モノは能動的なアクターとしてストーリーを語りはじめる。建物はさまざまなモノをひとつの場所に繋ぎ合わせるネットワークの結び目となるのである。

④ 「共通世界」とはどのような世界のことか

p.160 l.7~
「より多くの多様な結びつきをたどることによって、互いに異質で噛み合わない諸アクターがどうすれば同じ世界(共通世界)を生きられるかを探ることができる。」
p.246 l.11~
「異種混交的なアソシエーションを組みなおしながら、諸アクターを共有できる世界」

建築における「共通世界を生きるアクター」とは

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On November 17, 2020
by Kai Yamaguchi
in 2020年度, 建築以外, 後期, 輪読ゼミ

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