2020年度後期 第8回(建築)『メディアとしてのコンクリート(前半)』
『メディアとしてのコンクリート』
エイドリアン・フォーティー 著 坂牛卓+邉見浩久+呉鴻逸+天内大樹 訳
鹿島出版会
議題
① コンクリートに対して近代的か、後進的か、どちらで設計の際に捉えることが多いか。
② コンクリートに歴史を刻むにはどうしたらよいか。
③ コンクリートには粗く見せるものと、平滑に見せるものとがあり、現代は粗く見せる方向に寄っている。それはなぜか。
④ ”自然”素材と”非自然”素材を組み合わせるとき、2者の折り合いを設計の中でどのように考えているか。
⑤ 工学的にコンクリートに寿命が来た時、その建築は壊すべきか、構造補強を繰り返して保存していくべきか、あるいは壊してもう一度同じ形、同じ仕上げで打ち直すべきか。