2021年度前期 第9回(建築)『代謝建築論』
菊竹清訓 著
彰国社
1. P41
設計の方法論において、実践のプロセスは『つねに〈か〉から始まるものではないだろう。』と書かれていますが、皆さんが設計するときに〈か〉〈かた〉〈かたち〉のどこから考えることが多いですか。
2. P38
『空間は機能を捨てる』『機能をすてた空間こそ、最もよく機能を発見することが出来る空間である。…空間は機能を発見しうるような空間でなければならないのである。』に対する賛成反対などの意見はありますか。また機能の発見の喜びを感じた経験は何かありますか。
3. P104~
『柱は空間に場を与え床は空間を限定する』について考えたこと、また柱・床以外に空間に秩序を与えているものは何ですか。
4.
都市のスケールから見たとき、個々の建築は代謝する部分であり、それが「メタボリズム」である。「復刻版」あとがきで「代謝建築」を「更新建築」と読み替えている。この本は60年前に発表されているが、本書の中で現在にも活かせる理論はありますか。
5.
菊竹清訓の都城市民会館は10年にわたる議論の末、2019年に解体が決定した。維持費用の増大、不快感を有する周辺住民の存在等が要因となったが、この件について、または解体されるメタボリズム建築についてどう思いますか。