2021年度前期 第3回(建築)『建築の多様性と対立』
R・ヴェンチューリ 著
伊藤公文 訳
鹿島出版会
議題
1.自分が設計したもので、あえて対立性や二重性などを取り入れたことがあるか。取り入れようとしたことがあるだろうか?
2.本書では、対立性や多様性を包含した建築でも、それらの諸要素がトータルに統合され美しい響きをもちうることを良しとした。しかし、矛盾する要素が激しく対立した、不協和音をもつ建築にもよさがあるのではないだろうか?建築に秩序って必要?
3.1966年にこの本が書かれた時の建築の構築方法(モダニズム批判)と現代の建築の構築方法との違いはあるだろうか?トップダウン、ボトムアップ
4.本書では建築家の職能についても語られてるが、現代の建築家の職能はどのように変化しただろうか?