第12回(建築本)『形の合成に関するノート/都市はツリーではない』
クリストファー・アレグザンダー 著
SD選書
議題
1形の純真さについてp7~
本書は「純真さ」に固執する芸術家を否定することから始まりますが、「純真さの喪失」についてあなたはどのような立場をとりますか?
設計の一部で純真さを追い求めた経験はありますか?純真さを追い求めたことがある場合それを自分の中でどう評価していますか?
形の純真さ:デザインとは純粋に直観的なプロセスであらねばならない、デザインの問題はあまりに深遠であるがゆえに思考による理解は望めるものではないという立場
―実践―
2良い適合が分かるのは、悪い適合がなくなったときに限って確認できるp18、不適合を通して問題が我々の注意をひくp21という記述がありますが、プロジェクトではどのようなデザインの問題に直面しましたか?p51ヤカンのデザインの問題を参考にリストアップしてみてください(各グループ)。
3p52を参考に、それらの問題を区分しヒエラルキーをもったツリーに変換してみてください。(各自作業)
4現状の設計で適合できていること、不適合がおこっていることはツリーのどの部分ですか?p24のように、プログラムの一部が他の犠牲に成り立っているようなことはありますか?また、他の人が作ったツリーとどのような差がありましたか?
5p219セミラチスな都市の体験について
信号待ちの人々がドラッグストアの店頭で売っている新聞に目をやるという例があげられていますが、都市でこのようなセミラチスな体験をしたことはありますか?
また自分の設計で起こりうることを考えてみてください。