第5回 (建築以外) 『圏外編集者』
著:都築響一
ちくま文庫
圏外編集者レジュメ
議題
- A.「つまらない雑誌を生むのは「編集会議」のせいだと思う、つくづく。〜ひとり 5 個アイデアを出して、それをみんなで検討、とか。~」(P.23〜)→グループでの設計課題を行う際の流れやその他において重要と思うことは何か。気を付けていることなど。
B.「知らないだれかのためではなく、自分のリアルを追求しろ」(P.38)「自分がものすごくおもしろいと思ったことは、面白いと思ってくれる人がほかにもいるはず」(P.38)→建築設計においては社会性や自分のやりたいこととのバランスについてどのような姿勢をとるべきと思うか。とりたいか。
C.「企画の立て方やネタの探し方なんて、一度も教えてもらった記憶はない」(P.41)「それでは上司から学んだのはなにかと言うと、「おもしろがりかた」。」(P.41)「編集を学ぶヒントがどこかにあるとしたら、それは好きな本を見つけてじっくり読み込むことしかないと思う。」(P.43)→建築を学ぶとは何を指すと思うか。また、大学や先生、友達には何を求めるか。
D.「ブック・デザインは汚いよりきれいなほうがいいに決まっているけど、それは正直言って最優先事項じゃない。」(P.49)「最終的には内容のあとを追っていくのが、エディトリアル・デザインのはず」(P.52)→プレボやポーフォリにおいては内容やデザインなど比重はどこにおくべきか。何を意識して作成しているか。
E.東京の狭小ワンルームや地方の秘宝館、当時の日本語ラップなど注目されていないことに焦点を当てた取材→建築に関する雑誌を作るとして、何かニッチな部分で取材したいものはあるか。 - 都築さんはかなりロックな生き方で執筆・編集の仕事をされており、その楽しみや都築さんの価値観が全体を通じてかかれていた。→建築設計でも、企業やアトリエ、自分のアトリエを持つ ( フリー ) などなど生き方があるが、皆さんはどう生きたいか。何を重要視したいか。都築さんに共感、あるいは反感を覚える部分はあったか。ex)「ずっとフリーでいるということは、自分以外のすべての編集者は同志ではなく、ライバルということだ。」(P.10)「毎月の振り込みよりも、毎日のドキドキのほうが大切だから。」(P.12)「ひとりということは、相談する人がいないということ。だからぶれようがない。どうしても作りたいという思いの前に、「仲間」は助けにもなるけど、ときとして障害にもなりうる。」(P.19)