第11回(建築) 『代謝建築論―か・かた・かたち』
著:菊竹清訓
彰国社
230721_かかたかたちレジュメ議題
- 目に見える秩序として素材について語られている。
設計における素材の立ち位置はどこにあるか。
初めから決定されているのか、作りたいものに従属して現れてくるのかなど - 目に見えない秩序として環境をつくる設備について語られている。ここでは建築の環境を操作するものとして設備に重点を置かれているが、現代ではsuepなど環境について取り組み、武田清明さんなども内部の環境について扱っています。一方で石上純也や生物建築などの異なる環境の扱い方もあると思いますが、あなたは環境についてどのように考えていますか?
- どのような建築を美しいと思いますか?
丹下健三「美しきもののみ機能的」
菊竹清訓「機能のないものが美しい」
表現できなければ美しいと思ったものでも - 設計するにあたり、何から考えて、何を目標にしますか?
必ずしも、か、かた、かたちに乗っ取っていなくて構いません。もし、か、かた、かたちが発生する場合、設計における「かた」の立ち位置はどこにありますか? - 菊竹清訓はメタボリズムという思想を持ち設計を行なっているとはなしているが、自身のつける建築、手法を振り返り、自身はどのような思想をもとのに建築をつくるのか。すぐに思いつくものでも無いと思うので、似ている思想を持つ者を挙げて話していただければと思います。