第8回(建築以外) 『世界の哲学者が考えていること』
著:岡本裕一郎
朝日文庫
いま世界の哲学者が考えていること_レジュメ議題
1. ロボットにより人の仕事はどのように奪われていくのか
アメリカでは人の仕事の 47% が奪われると述べられている (p114)。日本の場合はどうなのだろう。
2. 自律した AI が登場した場合我々はどういった選択をとるべきか
「技術的特異点」を迎えたとき 19 世紀に起きた機械打ち壊し運動のように「機械化による雇用喪失」に対し 簡単に否定することはできないかもしれない (p117)。この時我々はどのように AI と向き合うべきか。
3. バイオテクノロジーによるクローン人間についてどう思うか 遺伝子操作による改変を何世代も繰り返すとまったく異なる生物(ポストヒューマン)が誕生する (p129) と述 べられている。「子どもへの早期教育が早まっただけ」という考えがある一方、「人間の尊厳」から規制を提唱す る者もいる。
4. 宗教と建築は今後どのような関係を築いていくのか
21 世紀では宗教回帰(脱世俗化)が活発になっている。古代から宗教と建築は密接に関わってきたが世俗化によ りその関係は一時的に弱まったと考えられる。科学と宗教の関係が改められた今、建築はどのように関わってい くのだろう。
5. 不老不死についてどう考えるか