第3回(建築) 『増補版 天下無双の建築学入門』
著:藤森照信
ちくま文庫
1020 天下無双の建築学入門
- この本を読んで、初めて知った知識や印象に残っている話はありますか?
- この本は、「建築学入門」というタイトルですが、藤森さんの視点から見た建築史「マイケンチク学」でもあったと思います。藤森さんの建築や考え方はどういうところが魅力的(他の建築家にはないもの)だと思いますか?
- 皆さんの記憶の中で「懐かしい」と感じた建築や街並みはありますか?
「P.257〜人は何故建物を求めるのか」では、建築は人の安定性、連続性に深く関係しており、人が「懐かしい建築」を確認したときにそこにその人の存在意義も確認していると述べられていて、「建築は懐かしさの最大の器」とも述べられています。
実家や生まれ育った場所ではなくとも、建築に「懐かしさ」を感じることがあると思います。そのような建築のどの要素が「懐かしさ」を感じさせるのか、また、「懐かしい建築」をつくるために必要だと思うことを述べてください。 - p.285「ニラハウスは使われた結果から言うと、竪穴式住居に対外空間が付加した姿になった」,P286「そして、最も好ましい付き合いは〜」最後の文章にあるように、「日本の住宅が対外空間を必要とする方向に再び向かっていくのか」についてどう思いますか?