第2回(建築) 『日本の伝統木造建築』
著:光井 渉
市ヶ谷出版社
日本の伝統木造建築1 本書は教科書のような内容でしたが、初めて知った知識はありますか?
Ex.姫路城には1Fから6Fまで連なる通柱がある。(P.87)
2 好きな伝統木造建築とその理由
Ex. 臥龍山荘、数寄屋造りで構成される3つの建築群
3 長く持つ建築を作るためにはどうすればいいか、建築以外の視点からでも可
SDGsが謳われる昨今においても変わらずスクラップアンドビルドで建築を作っている日本ですが、現在の建築に使われる素材は多種多様でその耐久性も十分に備わっています。しかし木材をメインとした日本の伝統建築のほうが(特に本書で紹介された建築は)半永久的といってもいいほど建ち続けています。
そこで双方における差は何でしょうか、経済的観点や管理、構法などの視点から今後長持ちする建築を作るために必要だと思うことを述べてください。
4 現代においても「間」は重要視されていると思いますか
「日本建築の空間」という本では庇を「付加」、間仕切りを「隔て」と呼び、この付加と分割が日本建築の内部空間を発展させてきたと書かれています。そして、この付加と分割によって生まれる空間を私たちはなんとなく「間」と捉えたりするわけですが、現代の建築においては構法や宗教的な考えからは離れて自由に建築を作ることが出来るため、「間」を作るとき多くの場合は作為的になると考えます。そこで「間」は現代においても重要な空間であると思いますか?
5 日本人ってなんで掘立柱にこだわっていたと思いますか