第9回(建築) 『ヨコとタテの建築論』
著:青井哲人
慶應義塾大学出版会
ヨコとタテの建築論 レジュメのコピー議題
1. p.168近現代ではティシュー型都市からオルガン型都市へ移り変わり、建築家は多種多様なオルガンに「ふさわしい」カタチを与えるオルガン型都市の造形者である、逆に現代の可能性はオルガンからティシューへ、ということになると筆者は考えていますが皆さんはどう思いますか。
▼参考 p.100
(a)ティシュー(tissue)…細胞の集合、形態的に同質な組成
(b)オルガン(organ)…ティシューの集合、高次の働きをする器官
(c)コルプス(corps)…オルガンの集合、さらに高次の統一体、生物個体の身体
2. 本書を通して語られている「F-S」について
S→F S(内容)にふさわしいF(形態)を求める
F→S F(形態)によってこそS(内容)が喚起される
設計を行っている際、S→FとF→Sを行ったり来たりした経験はありますか。また、丹下健三がF→Sと宣言したように、どちらかの指向性が強いと感じたりしましたか。
3. リノベーションにおける「F – S」について
リノベーションにおいては双方の行ったり来たりが新築より特殊なように感じます。どう思いますか(自分の頭の中がこんがらがったので雑ですみません)。