2022年度 後期 一時間設計・第十二回 12/23
ガエ・ハウス アトリエワン(2003)
お題:一室増築せよ敷地境界線は守ること。
MX-3661_20221227_181711後期 第10回(建築以外)『楽譜の風景』
岩城 宏之 著
岩波書店
1 読んでみた感想
2 この本での内容と建築と共通点があるとしたら何か。(P.184に少し建築の話が出てくるが…)
3 作曲家の筆跡のところで。現在はデジタル化が進んで楽譜も建築の図面もデジタルであるが、そこに弊害は感じるか?(メリットしかないか?) スケッチでも、ipadでの手書きと、紙での手書きは異なるのか、同じなのか。
4 P.103にて、楽譜の表現の曖昧さ、インチキさが挙げられているが、それを受け入れることができるのも音楽の魅力だと感じる。
建築の図面では楽譜のように曖昧ではいけない物だと感じるが、楽譜のような曖昧さが入る余地はあるのか、その良さはあるか。
後期 第9回(建築)『建築心理学序説』
ハインリッヒ・ヴェルフリン 著 上松 佑二 訳
中央公論美術出版
1.現代の(西洋の古典的なものではない)建築において美しいと感じるものは例えば何??
2.肉体組織的、身体的に建築の美を知覚する体験はあるか?
3.本書でのシンメトリー/非シンメトリーのもたらす効果を踏まえた上で、現代建築におけるシンメトリーの役割は何か?具体的にそれが実感するものはあるか?
4.「窓が建築を精神化する(p.61)」とあるが、現代の建築における窓の心理的効果はどのようなものであるか?
(5.バウハウスなどの合理主義的な近代建築を経た現代において、直接的なオーナメントはあまり見られない気がするが、現代においてみられるオーナメントやその役割とは何か?)
6.現代建築において、建築のフォルムはいかにして心的なものの表現になりうるか?
後期 第8回(建築以外)『なぜ脱成長なのか』
ヨルゴス・カリス,スーザン・ポールソン,ジャコモ・ダリサ,フェデリコ・デマリア 著
上原 裕美子,保科 京子 訳 斎藤 幸平 解説
1. 成長至上主義的に物事を考えてしまいがちであるが、皆さんはいかかがでしょう。
2. 資本主義国家に生きる我々にとって、社会の構図に対して疑念の目を向けることは大変
難しいことのように感じるが、どのようにすれば今の社会に対して疑念を向けることが
できるような目を養うことができるか。
3. 経済成長の過度な追求によって、実生活で最も影響を受けたと思うことは何でしょう?
4. P37「実際問題として~つくり直していく道になる」とあります。ここでは住宅の話が
挙げられていますが、我々設計者の立場からこれに対してどのようなアプローチが可能
でしょうか?
5. 協力・共有がベースとなる脱成長論において、建築や都市はどうあるべきか。脱成長論
を批判的に捉えた意見でも構いません。