2024年度 前期 一時間設計 5/17
お題:この住宅は、1枚の基壇・6つの箱・1枚の大きな屋根のみで構成されている。また、他者と切り離された場所という状況において、それぞれの部屋の結びつきの関係を説明することは不可能であると山本理顕は述べており、この配置についての説明は一切ない。ただ、他者との関わりがないと規定しているにも関わらず、何かと繋がろうと外部空間を設けているようにも見える。山本理顕が常に考え続けている、私的空間の内側にあって、それでもなお公的空間に属する「閾」空間の萌芽が見られる。
今回の課題は、
① 1枚の基壇(形状は自由)、
6つの箱(平面形は山川山荘と同様、断面形・開口は自由)、
1枚の大きな屋根(形状は自由)、
を用いて、
② 『何か』とつながる「閾」空間をもつ住宅を設計せよ。
③ 『何か』は各自が想定して明記せよ。
④ 設計する場所は各自で想定して明記せよ。